こんにちは。
今回レビューするのはコブラエアロジェットMAXドライバーです。
エアロジェットシリーズはは3モデルありますが、本モデルは最も慣性モーメントが高いモデルとなります。
- 簡単なクラブが欲しい方
- 捕まりのいいクラブが好きな方
- 球の低さに悩んでいる方
仕様
ヘッド
素材 | ボディ:811チタン+カーボンファイバークラウン&ソール/フェース:611チタンH.O.Tフェース |
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ロフト角 | 9/10.5/12 |
ライ角 | 57.2/58.2 |
体積 | 460cm3 |
シャフト
純正シャフトは2種類用意されています。
シャフト | Speeder NX for cobra WHITE | |||
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フレックス | S | SR | R | |
バランス | D2 | D1.5 | D1.5 | |
長さ | 45.75 | 45.75 | 45.75 | |
キックポイント | 先中調子 | 先中調子 | 先中調子 | |
シャフトトルク | 5.4 | 5.7 | 5.8 | |
シャフト重量 | 55 | 52.8 | 50.6 |
シャフト | オリジナル Tour AD for Cobra BLUE | ||
---|---|---|---|
フレックス | S | SR | |
バランス | D1.5 | D1.5 | |
長さ | 45.25 | 45.25 | |
キックポイント | 中調子 | 中調子 | |
シャフトトルク | 4.1 | 4.2 | |
シャフト重量 | 62 | 59 |
テクノロジー
エアロダイナミックスシェイピング
3モデルともにボディ表面全体が滑らかで、スイング中の空気抵抗を受けにくい先進的なエアロダイナミックスデザインにより、ゴルファーのスイングスピードが速くなり、飛距離アップを実現
パワーシェル・H.O.T フェース
フェース全体を15ポイントに分割し、AI を駆使してそれぞれを最適な厚さで設計した鍛造製法 H.O.T フェースをLカップインサートする事で、反発エリアがより拡大。
カーボンクラウン&ソール
新しいカーボンを採用して30% 薄くし、軽くすることに成功し、重心の最適化に貢献
引用元:メーカー公式HP
デザイン
デザインはスタンダードモデルとほぼ同じですが、ヒール側にウェイトが設置されており捕まえやすくしています。
前方のウェイトは吊り下げ式になっており、フェースとソールから浮いた状態で配置することで、ボディフレックスに干渉することなく低重心化を図っている模様です。
ヘッドは空力を意識した形状にになっています。
フェースはスタンダードモデルと比べるとややシャローでしょうか。球が上がりやすそうです。
スタンダードモデル同様、ヘッド後方にストレッチしており、ヘッドサイズは大きいです。
ミスヒット時の安心感がありますが、ここまでの大きさは個人的に好みではありません。
フェースアングルはやや左を向いているかなくらいで、ほぼスクエアでした。
ネック周辺のカーボン部分が若干気になりました。
試打レビュー
試打クラブスペック
- ロフト:10.5°
- シャフト:Speeder NX for cobra WHITE SR
- クラブ重量:295g
計測結果
エアロジェットMAX
参考:Tsi3
飛距離
飛距離性能はスタンダードモデルより少し落ちますが捕まりのいいモデルにしては初速が出ていると思います。
振り心地
スタンダードモデル同様、ヘッドが軽く感じ、スイング中にヘッドの位置を掴みづらかったです。
クラブ総重量が軽いのでビュンビュン振れます。
シャフトは先端から先が走る感じがしました。
個人的に先調子系のシャフトは好きなのですが、少し走り過ぎの感じがしました。
弾道
捕まりのいいクラブで全体的にフック気味でした。
スタンダードモデルと比較して捕まり具合はそこまで変わらないように感じました。
寛容性はかなりあり、少しのミスでは大きな曲がりにはなりません。
弾道は高弾道でした。軽く振ってポンと球が上がってくれて楽に打てる感じです。
打感
こちらもスタンダード同様、硬めの弾く打感です。
芯に当たった時は感触がいいですが、芯を外すと「カン」とした打音になります。
総合評価
飛距離性能はそこまでですが、ティーショットでストレスなく楽に打ってとりあえず前に飛べばいいという方にはオススメです。
似ているクラブはG430SFTです。スライサーの方は試してみて欲しいと思います。
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- 飛距離
- 4
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- 構えやすさ
- 3
-
- 操作性
- 3.5
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- 寛容性
- 4.5
-
- 打感
- 3